全国でいち早く養殖に成功、ブランド化へ

岩がきは通常水深5m前後のきれいな海に棲んでおり、以前は夏場に限られた量を素潜りで採っていました。
しかし平成4年に全国で最も早く隠岐で養殖に成功し、現在では「隠岐のいわがき」としてブランド化され安定的に出荷することができるようになりました。
和田水産ではそれらが隠岐の島町蛸木(たくぎ)の清浄な海域で大事に育てられ、養殖開始から約3年で300gほどに成長し、そこから形や身入りの良いものが選別され、ひとつひとつ実に丁寧に出荷されます。
岩がきのおいしさの指標となるのはグリコーゲンの量ですが、それは3〜7月に最も多くなり、この時期がいわゆる旬となります。
岩がきにはもともと、多くの栄養ドリンク剤にも含まれるタウリンや近年注目を浴びている亜鉛も含まれていますので、大きさ、食味とも相まってまさに牡蠣の王様。
和田水産が自信を持ってお届けします。
3つの安心の提供を徹底した上で、贅沢な自然の味をお届け
ここ隠岐の島には「隠岐のいわがきブランド化推進協議会」があり、そこでは「隠岐のいわがき」のブランドとしてのさらなる向上のために、清浄な海域で育てられた上質な食味と、衛生管理を重視した安全・安心を消費者に提供する事が最も大切であるとされています。
その安全・安心の恒常的な実現により消費者の信頼の獲得と他産地との差別化を目指して、隠岐のいわがきブランド化推進協議会は、ここ隠岐の岩がきならではの美味しさと共に三つの安心を提供することに価値を置いたブランド「隠岐のいわがき 清海」を、平成20年3月7日から出荷しています。
また、「清海」のみならず「隠岐のいわがき」として出荷される場合はすべて、通常出荷用には41項目、検査結果判明後の出荷用には47項目もの条件を全て満たしている場合だけ許可されるという厳しいルールを出荷までの工程に課すことで、その高い品質を保っています。
「清海」を隠岐で取り扱っているのは和田水産だけ!
この徹底した衛生管理がなされた上で、現在のところ「隠岐のいわがき 清海」は、ここ隠岐の島の中では唯一「和田水産」から全国に出荷されています。
平成27年12月25日には、島根県より『「美味しまね」 産品77 和田水産の「イワガキ」』として「美味しまね認証」の産品にも認定されました。