みょうがの栄養
みょうがに含まれる香り成分は、食欲アップや消化促進、血行を良くするなどと言われています。また、表面の赤紫色は、アントシアニンによるものです。ミョウガはアクを抜くために切ってから水にさらして使うことがありますが、アントシアニンは水溶性のため、切り口から流れ出てしまいます。有効成分を多く摂ることを考える場合は、水にさらすのはできるだけ短時間にした方が良いですね。
みょうがは、ショウガ科ショウガ属の多年草、 ヤブの中など日陰の湿った所を好みます。
夏に花を付ける夏みょうが(やや小型)と秋に花を付ける秋みょうが(やや大型)があります。
花みょうがは、一般的な茗荷の事で、ツボミと苞(ほう)の部分です。"みょうがの子"とも言います。
茗荷筍は8月(夏茗荷)と9月(秋茗荷)に出るみょうがの新芽です。
シャキッとした歯ごたえがあり、さわやかな香りがする香味野菜。日本では刻んでそうめんなどに添える薬味として好まれています。地下茎から出るつぼみの部分を食べます。
今は、夏みょうがの時期です。