"スリランカ紅茶の生産量はインド、ケニアに次いで世界第3位、かつての国名「セイロン」からセイロン紅茶やスリランカ紅茶と呼ばれています。
スリランカは、インドの南部に位置する小さな島で、北海道ぐらいの大きさです。セイロン紅茶の主な産地は、中央の山岳地帯を挟んで南東側のウバ地区と西側のディンブラ、ヌワラエリア地区に分かれます。11~2月の北東モンスーン(貿易風)は、中央山脈の北東斜面に多くの雨を降らせ、南西斜面のディンブラ地区には乾いた風があたります。反対に5~9月の南西モンスーン(偏西風)により南西部の大茶園は雨期となり、生産量は増えます。
日本に輸入されている紅茶の半分以上は、セイロン紅茶で日本では、一番親しまれている紅茶です。
セイロン紅茶は水色、味、香りの3要素のバランスが良くとれていることが一般的な特徴です。